網膜と視神経
さてどんな高級なカメラもフィルムを入れないと映像を記録し
人に伝える事は出来ません。近年定着したデジカメでもそれは
同じ事で、記録メディアは必需品です。という事で、当然我々
の目にもフィルムは入っています。それが「網膜」です。この
網膜は、光を感じる「視細胞」と、その視細胞の働きを集約
したり支持したりする細胞集団「感覚膜」、それにフィルター
に当たる「網膜色素上皮」から成り立っています。中心部は
最も解像力が優れており、「中心窩」と呼ばれています。
視細胞の数は実に1億2千万もあり、常時上手に集約しながら
働いているそうです。そんな網膜は、「脈絡膜」と呼ばれる
血管幕から栄養補給を受けて維持されています。
この網膜に取りいれられた視覚情報を脳に伝える神経こそが
「視神経」です。その数約100万本。視神経は「視神経乳頭」
と呼ばれる強膜の後ろの穴を通って外へ出るのですが、この
視神経乳頭には視細胞がないため、光を感じる事が出来ず、
”盲点”と呼ばれる部分になります。
こうした外部からの情報を捕らえる網膜やそれを脳に伝える
視神経に異常をきたせば、当然視覚障害を生じる訳ですが、
カメラ本体の故障により誤った情報を網膜が記録してしまい、
そのまま視神経が脳に送り込む事も考えられます。これが
医学的弱視に繋がる現象です。近視や遠視、乱視、斜視と
言った視力障害はその殆どがカメラ本体のトラブルで、
その大半が角膜や水晶体の不良による屈折異常だと言われ
ています。
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